広島で学んだこと2023.9.2~3
日本リンパ浮腫治療学会に参加しました
コロナ下で過去3年間は延期、web開催、ハイブリッド開催を経て4年ぶりの完全現地開催になったそうです
聞くだけではなく、体験型セミナーも用意され私も3つの体験型セミナーに参加しました
その中の一つ、フットケアセミナー(靴の選び方・爪ケア・泡浴と保湿)での学びをシェアしたいと思います
高齢者の訪問の中で爪のトラブルを抱えている方にしばしばお会いします
どういう手順で爪を切っていくかを学びました
道具は爪やすり・ゾンデ(爪の際の汚れを取る道具)・爪切りやニッパー・使い捨て手袋・敷物等
患者さんの体位・ケアする人の姿勢は対面で行うことで爪正面・上から行う事が可能になる
ケア前に必ず観察とアセスメント(情報収集と分析)を行う
爪の構造、ゾンデ、爪切り、やすりの使い方を学び…
ニッパーは今まで使った事がなく恐々と使ってみましたが、使いやすい印象でした。講師の先生に聞いたら人の爪を切る時はニッパーは切りやすいですよとの事でした。
高齢になると爪を自分で切ることが難しくなる方もおられ、動く機会が減る事で爪の変形にも繋がります
泡浴体験ではペアで泡浴をしました。ふくらはぎから下の泡浴でしたが、足が軽くなりスッキリ感と癒される感覚がありました
靴の選び方では靴紐を脱ぐ時は緩め、履く時は甲にフィットするよう締め直す事(わかっていても面倒ですよね)
高齢者の方は靴の中に小石や異物を入れたまま履いている方もいるので確認足に傷を作らないために確認するなどポイントを教わりました
足のケアの大切さを見直す機会になるセミナーでした
ありがとうございました