むくみの正体とは?6つの原因と注意点

むくみの 原因は大きく分けて以下の6つのグループがあります。

1. 生活習慣や運動量低下によるむくみ(廃用性浮腫など)

  • 同じ姿勢・運動量の低下: 長時間の立ち仕事やデスクワークだけでなく、ご高齢者がベッドや車椅子で過ごす時間が増え、足の筋肉を動かさない(歩かない)ことで起こる「廃用性浮腫(はいようせいふしゅ)」もここに含まれます。重力で水分が下に溜まり、ポンプ機能が働かないため慢性化しやすくなります。
  • 塩分・お酒: 塩分を薄めようと体が水分を抱え込んだり、アルコールの影響で血管から水分が漏れやすくなったりします。

2. 血管(静脈)のトラブルによるむくみ

  • 下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう): 足の静脈の弁が壊れ、血液が逆流して溜まることで足がむくんだり、だるくなったりします。
  • 深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう): 血管の中に血の塊(血栓)が詰まることで、急激に強いむくみや痛みが出ます。※こちらは速やかな医療機関への受診が必要です。

3. ケガや炎症による「局所のむくみ」

特定の場所が腫れるのが特徴で、血管の壁に隙間ができることで起こります。

  • ケガ・火傷: 捻挫や骨折、火傷などのダメージにより、患部を守るために水分やタンパク質が血管の外へ集まります。
  • 感染症(蜂窩織炎など): 傷口から細菌が入ると、激しい炎症が起きて赤く腫れ、熱を持ちます。

4. お薬の副作用によるむくみ

新しくお薬を飲み始めてからむくみが出た場合は注意が必要です。

  • 対象となる主な薬: 高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)、痛み止め(鎮痛剤)、ステロイド、糖尿病の薬、一部の抗がん剤などが原因になることがあります。
  • 対策: 自己判断で薬を止めず、まずは主治医に相談しましょう。

5. リンパ浮腫とがんによるむくみ

  • リンパ浮腫: がんの手術でリンパ節を取り除いたり、放射線治療をしたりすることでリンパ液の流れが滞って起こります。
  • がんの進行(末期): がんが血管を圧迫したり、栄養状態が悪化して血液中のタンパク質が不足したりすることで、むくみが強く出やすくなります。

6. 内臓の病気による「全身のむくみ」

  • 心臓・腎臓・肝臓: 心臓が血液を送り出せない、腎臓が尿を作れない、肝臓が血液中のタンパク質を作れないといった理由で、全身がむくみます。

まとめ

むくみにはこのように様々な原因があり、その背景によって対処法や治療法は異なります。

当院は「リンパ浮腫」の専門ケア(ドレナージや圧迫療法など)を行う治療院です。がんの手術後などのリンパ浮腫に関わるむくみは、適切な専門ケアによって症状が楽になるケースが多くあります。

また、お体を動かさないことで出る浮腫(廃用性浮腫)に対しては、ご自身やご家族がご自宅で「軽く圧迫して関節を動かす習慣」をつけることで変化が出ることもあります。

ご自身のむくみの原因が病院で診断されている方で、名古屋市 かなな治療院がお役に立てそうな場合は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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